ガソリンの価格はいつ下がる?価格の全国平均と自分で出来る燃費対策まとめ

まとめ記事

2023年9月現在、ガソリン価格高騰のニュースが話題になっています。

仕事で使う人達はもちろん、日々の生活の足として欠かせない存在の「クルマ」。
そのクルマを動かすために必要なガソリンの値段高騰、これは死活問題というほかありませんね。

今回の記事では、ガソリン価格高騰の政府の対策、自分で出来る燃費を改善するための方法についてまとめてみました。

 

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ガソリン価格はどんな風に決められている?

まず、前提知識として「ガソリン価格はどのように決められているか」を解説していきます。

ガソリンの価格はいくつかの要因によって変動しますが、主な要因は「原油の値段」「為替レート」そして「税金」です。

  1. 原油価格: ガソリンの主要な原材料である原油の価格は、世界中の需要と供給に左右されます。つまり、原油が多く需要されている場合や供給が減少している場合、ガソリンの価格が上昇します。逆に、需給がバランスしていると、価格は安定することがあります。また、産油国の政治情勢や天候の影響も原油価格に影響を及ぼすことがあります。
  2. 為替レート: ガソリンの価格は、日本円と米ドルの為替相場にも影響されます。たとえば、円がドルに対して強くなると、ガソリン価格は下がりやすくなります。逆に、円が弱まると価格が上昇する傾向があります。
  3. 税金: ガソリン価格には税金も含まれています。これらの税金は国や地方の財政状況や環境政策に応じて設定されます。税金が高い場合、ガソリンの価格も高くなります。税金は燃料の使用に関連した環境への影響を考慮して設定されることがあります。

 

ガソリン価格が高騰するとどんな影響がある?

出典:ぱくたそ

クルマを利用する人は、ガソリン代が増えるため、家計の負担が大きくなります。また、遠出やレジャーなどの回数を減らしたり、エコドライブを心がけたりする必要があります。

クルマを利用しない人でも、物流や交通機関などのコストが上昇するため、食品や日用品などの物価が上がる可能性があります。また、インフレによって所得が減少する恐れもあります。

経済全体では、消費や投資が減少することで成長率が低下する可能性があります。また、エネルギー安全保障や温暖化対策などの課題がより重要になります。

 

ガソリン価格の全国平均とランキング(2023年9月現在)

ここではレギュラーガソリン(2023年9月現在)の全国平均とランキングをガソリン価格比較サイト「gogo.gs(ゴーゴージーエス)」の情報を基にまとめてみました。

全国のガソリン平均価格

出典:gogo.gs

出典:gogo.gs

こうして推移グラフと合わせて見てみると、ずっと上がり続けていることが分かります。

全国平均が180円台を超えるのは、まさに15年ぶりとも言われています。

 

ガソリン価格  都道府県平均ランキング

出典:gogo.gs

出典:gogo.gs

出典:gogo.gs

このように見てみると最安で和歌山県の「174.6円」で、大体の都道府県が「180円台」。

長野県はなんと「191.3円」という平均額を叩き出しています。

 

ガソリン価格高騰への政府対応は?

出典:日テレNEWS

2022年10月28日に閣議決定された「燃料価格の負担軽減策」ですが、岸田総理大臣が1リットルあたりの価格を約175円に抑えるため、補助金を増やすという計画を8月30日に発表しました。

今年の10月までに約175円に抑えることを目標とし、年内はこの計画を継続すると言われています。

 

自分で出来る燃費改善の方法も考えよう

とはいえ、政府が発表した対応策がすぐに効果が出るかどうかは分かりませんし、全て政府の対応任せにしてしまうのは得策とは言えません。

今すぐ自分で出来る燃費改善の方法を実践することも必要かと思います。

下記に「燃費改善テクニック」をまとめましたので、まずはこちらを実践してみてもらえたらと思います。

 

発進時のアクセルの踏み方を気を付ける

発進時にアクセルを大きく踏み込むと必要以上にガソリンを消費してしまう事はご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、逆にゆっくりアクセルを踏むのも燃費改善にはあまり良くないと言われています。

ゆっくりアクセルを踏む事で、目的地までの走行時間が長くなってしまったり、信号に捕まる回数が増えてしまう事で燃費が悪くなってしまうこともあります。

程よいアクセルの踏み方を心がけましょう。

 

適度な速度で運転しよう!速すぎも遅すぎもダメ

アクセルを大きく踏み込んで走行すると必要以上にガソリンを消費し、ゆっくりアクセルを踏んで走行しても燃費が悪くなってしまうことがあるというのは前述しましたが、アクセルの踏み方を意識して、速度を一定に保つことが燃費改善に一番効果が出やすいと言われています。

 

高速道路で飛ばしすぎるのもダメ

高速道路でものすごいスピードで走り去っていくクルマをよく見かけますが、残念ながらガソリンを垂れ流して走っているのと変わりません。

速度を一定に保つことが効果的と説明しましたが、高速道路でも同じです。

高速道路で走行する場合、速度を出せば出すほど空気抵抗が大きくなります。
その空気抵抗が大きくなると前に進む為のエネルギーを多く必要とするので、余分なガソリンを使ってしまうということに繋がるというわけです。

高速道路で燃費改善に一番最適な速度は80キロ程度と言われていますので、ぜひ実践してみてください。

 

ガソリン給油の量と時間帯にひと工夫

ガソリンを満タンに入れるのと少なく入れるのではクルマ本体の重量が変わります。

クルマの重量が重たくなれば、それを動かすエネルギーを多く使うことになるので結果燃費が悪くなってしまうという理屈になります。

実際「市街地走行には、タンクの1/2から3/4量の給油で十分」と言って、満タンにするのを特に推奨していないメーカーもあると言います。

確かにガソリンを入れにいく回数は増えるので、効率は悪いのですが燃費のことを考えるのであればこまめに、少なめに給油するという方法を試してみてください。

また、ガソリンは温度が上がると体積が大きくなるという特性を持っています。

なので給油する時間は1日の中で気温が低い「」に入れた方が燃費向上に繋がると言われています。

 

タイヤの空気圧は基準値より少し高めに

燃費改善にはタイヤの空気圧も非常に重要な要素となります。

タイヤの空気圧が低い状態というのは「地面の抵抗を大きく受ける」という状態になりますので、ここでも前に進む為のエネルギーを多く使ってしまいます。

タイヤの空気圧点検は面倒でも、燃費を考えたら欠かさず行っておいた方が良いですよ。

 

急ブレーキ、急加速、急発進は絶対しないこと

日頃、クルマやバイクで街中を走っているとこういう運転をする方、非常に多く見られます。

燃費改善に良くないのはもちろんですが、普通に危ないのでやめましょう。

 

まとめ

今回は、ガソリン価格高騰の政府の対策、自分で出来る燃費を改善するための方法についてまとめてみました。

岸田総理が発表した「対応策」以外にも、まず自分で出来ることを最大限やってみて、現状から少しでも良い方向に生活が上向くようにしていけたらなと思っています。

燃費もそうですが、安全運転にも十分心がけて快適なカーライフを送っていきましょう!

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